ビスクドールができるまで

原型作り
石粉粘土で原型を作ります。

モールド作り
石膏で型を取ります。

鋳込み
液状のビスクドールの粘土(ビスクスリップ)をモールドに流し込み、頃合いをみて型から出します。

脱型後の処理
モールドから出てきたものは乾く前にゴムを通す穴を開けたりパーティングラインを取ったりしておきます。

素焼き(ソウトファイヤリング)
700~750度で素焼きします。
素焼きしたものは水に溶けなくなるので、水の中で丁寧に磨きます。

本焼き(ビスクファイヤリング)。
1200度~1230度で本焼きします
本焼き後のものは磁器化してますが、ざらついていますので、つるつるになるまで磨きます。

絵付け(チャイナペイントファイヤリング)
肌色を付けたり、眉を描いたり、700度~850度で色を焼き付けていきます。

セッティング
グラスアイをセットし、ウィッグや衣装を合わせ完成です!
ビスクドールは沢山の行程を経て生まれます。
全てを手作業で行いますので、同じモールドでも違う雰囲気になることも多く奥が深いです。

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つきのしま