先日の記事で書きましたが、趣味でボディ集めてるといえばその通りなんですが、実はボディの研究しているんです。
リプロダクションのボディを作るにはどの素材がいいのか?
重さは?
形は?
耐久性は?
匂いは!?←大真面目
突き詰めたらきりがないし、破産しそうなのでそろそろ集めるのはやめますが…。
リプロボディを作ろうと思ったきっかけですが、フリマアプリでオールビスクのボディを譲っていただいた時に、ビスクからコンポジションに変えたと書かれていましたので、思いきって理由を聞いてみたんですね。
『歳月を経て出てくるひび割れなどコンポジションの経年劣化が好きなんです』
そのような答えをいただきまして、目から鱗が落ちた気がしました!
老いるからこそ
死ぬからこそ
たまらなく愛おしく尊いのだ
某人気キャラクターの言葉が脳裏をよぎりました。
未熟な私は、アンティークドールの写真集を眺めては『どうしてボディを直さないのだろう?』ずっと疑問に思ってたのです。
オリジナルを守るのが1番の理由だと思いますが、ヘッドに反比例して朽ちゆくボディを究極の美として楽しんでおられる美術家さんオーナーさんが多いのかもしれませんね。
更に、別の方からアンティークドールを譲っていただいた時のやり取りの中で、
『100年以上前のドールを私たちは大切に守り後生に残す役割をしている』ということもお聞きし感動しました。
『アンティークドールは2度の世界大戦を生き抜いてきた存在』とも言われてましたね。
まぁ、話が飛んでしましたが、考え方が変わってきたっていう事。
ビスクドールならオールビスクが1番と思い込んでいたけれど、それは偏った考えだったのだと…。
そこで、ボディ研究ですよ!
クロスボディ、コンポジション、ペーパーマッシュ、キットボディ、なんかよくわからない素材のものまで、並べて眺めてついでに嗅いで、ちょっとした変態ですよね。
比べてみると。
なるほどシーリー社のコンポジションボディいい仕事していますね~。
人気があるのわかります。
手に入らなくなってくると付加価値までつくんですから!!
ボディが手に入らないからリプロをやめるという作家さんも増えているんだとか…(涙)
たしかに!
人形を作る度に異様に高いボディを買うなんて続けられるわけないよ~。
長く製作して行こうと考えたらいつでも手に入る材料で安心してドールを作っていけるようにしたいですよね。
コンポジションの代わりに使えるものは現在では一択。モデリングキャスト!
軽くて丈夫なのはお墨付きですよね。
まずは作りやすいサイズである43cm。
手元にあるボディ達を参考にして1から自分で作ることにしました。
キットボディも材料が手に入ったら挑戦したいです。
あれやこれと夢は広がりますね♪
こちらは趣味としてボチボチとやっていきましょ!